毎日の食事、頑張りすぎていませんか?―「一汁一菜」という考え方―

Pregnancy & Postpartum Care | 桜わね助産院
妊娠中や産後は、
「身体に良いものを食べなきゃ」
「栄養バランスを考えなきゃ」
「赤ちゃんのために、ちゃんと作らなきゃ」
と、食事のことまで頑張ってしまう方が少なくありません。
でも、毎日三食、何品ものお料理を作るのは大変です。
特に妊娠中は、つわりや身体の変化で思うように動けない日もあります。
産後は、赤ちゃんのお世話だけで一日が終わってしまうこともあります。
そんな時に、私が素敵だなと思うのが、料理研究家・土井善晴さんの
「一汁一菜でよい」という考え方です。
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一汁一菜とは?
とてもシンプルです。
ご飯と、お味噌汁。
そこにお漬物などを添える。
基本はそれだけです。
そして、お味噌汁を具だくさんにしてみる。
野菜、豆腐、卵、魚など、その日に家にあるものを入れる。
そうすれば、毎日たくさんのおかずを考えなくても、ひとつの食事になります。
「今日は何を作ろう?」
と毎日悩む負担も、少し軽くなります。
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「ちゃんとした食事」を難しく考えない
私たちはいつの間にか、
主菜があって、
副菜があって、
サラダがあって……
という食卓を「ちゃんとした食事」だと思ってしまうことがあります。
もちろん、いろいろなお料理を楽しむ日があってもいい。
でも、それを毎日続けなくてもいい。
ご飯を炊いて、
お味噌汁を作る。
それだけなら、忙しい日にも取り入れやすいのではないでしょうか。
一汁一菜という考え方は、
「もっと料理を頑張りましょう」ではなく、
「毎日の食事は、もっとシンプルでもいい」
と教えてくれているように私は感じます。
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妊娠中・産後こそ、完璧を目指さなくていい
妊娠中や産後は、身体も心も大きく変化する時期です。
そんな時まで、食事を完璧にしようとしなくても大丈夫。
今日はご飯とお味噌汁。
少し余裕があれば、お味噌汁に野菜をひとつ追加する。
卵を入れる日があってもいい。
豆腐を入れる日があってもいい。
昨日と同じでもいい。
続けられることのほうが、ずっと大切です。
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助産師として思うこと
妊娠中や産後のママたちを見ていると、とても真面目な方ほど、
「ちゃんと食べなければ」
「ちゃんと育児をしなければ」
と、自分にたくさんの宿題を課してしまうことがあります。
でも、毎日の暮らしは長く続いていきます。
だからこそ、
頑張らなければ続かない方法ではなく、
頑張らなくても続けられる方法を。
食事についても、そんな選択肢があってよいのではないでしょうか。
疲れた日は、
🍚 ご飯
🥣 具だくさんのお味噌汁
まずはそこから。
食卓を少しだけシンプルにすることで、ママ自身が休める時間も大切にしてほしいと思います。
桜わね助産院 杉山
参考文献
土井善晴
『一汁一菜でよいという提案』
新潮文庫
※妊娠中・授乳中には、個々の体調や妊娠経過に応じて必要な栄養や食事上の注意があります。本記事は「一汁一菜」という日々の食事の考え方をご紹介するもので、医学的・栄養学的な個別指導を目的としたものではありません。



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